『実物大で動くトリケラトプスとティラノサウルスがいる!』
そんな情報から、愛媛県の総合科学博物館に行ってきました。
化石でもオブジェでもなく、リアルに動く恐竜。
実際に見てみると、恐竜の造形が細かく動いてなくても怖いものが、大声でうなり、そして、首を動かしまくる、これはもう大人でも恐怖を感じました!
子供はなおさら怖がって、泣く子が続出。
博物館ですが、テーマパーク感も味わえるスポット。
学術的な恐竜の勉強も良いですが、たまには直感的に楽しめるスポットも良いなと思いました。
恐竜だけでなく博物館の体験展示も充実しており、いろんな科学的遊びを通じた情操教育に最適です。
プラネタリウムや喫茶もあり、一日中過ごせるのもメリット。
館内はエレベータやスロープなどバリアフリーへの配慮もしっかりされているので、車いすやバギーでも安心!
愛媛県総合科学博物館
- 実物大の動く恐竜
- プラネタリウム
- バリアフリー環境整備
愛媛県総合科学博物館、ルーブルを思わせる三角ガラス
松山自動車道「いよ西条IC」から車で5分
愛媛県総合科学博物館へは車やJR、バスでアクセスできますが、松山自動車道「いよ西条IC」が近いので、車が便利だと思います。
- 開館時間 9:00~17:30(入館は17:00まで)
- 休館日 毎週月曜日(祝日なら翌日)、年末年始
- 駐車場 無料(普通車320台、バス8台、障害者用は博物館前に3台)
- 入館料 大人(高校生以上)520円、子供無料、障害者本人と付添1人無料
- プラネタリウム 大人520円、子供270円
エントランスの三角ガラスが特徴的で、ルーブル美術館を想像させます?!
ちなみに、サムネイルは「学研の図鑑LIVE恐竜」のAR画像です。
現代に現れたらこんな感じ?
早速メインディッシュ、実物大のティラノとトプス
奥の展示室からの咆哮に誘われる
展示室の最初は地球の概念から始まります。
インド人が考えていた世界観、物理学のニュートン、天文学のガリレオ、天動説のプトレマイオスの彫刻が並んでいます。
と、間もなく、奥の方から何かが吠えるような声。
「これは恐竜に違いない!」
バギーを押し、3才児を抱きかかえ、ダッシュで奥の展示室へ。
そこで動いていたのが、
愛媛県総合科学博物館の実物大ティラノ
ティラノサウルス!
実際に近くで見ると、大人でも怖いくらいの迫力とダイナミックな動き!
抱きかかえたままの3才児は、大好きな恐竜を前に怖がって見ようとしませんでした。
映画などで人が襲われるシーンがありますが、近くで見ると、
『あぁ、かなわないナ…』
という無力さを明確に体験できます。
ちなみに、トリケラトプスはゆったりめの動き。
愛媛県総合科学博物館の実物大トリケラトプス
2体の恐竜は、15分に1度、2分間程度動いてくれます。
結局、ティラノサウルス側から、トリケラトプス側から、真ん前から、後ろから、計4回動くのを観察。
動かなくても十分迫力ありますが…
同じフロアには、化石や古生物のオブジェ、トリックアートなど、恐竜や野生動物、鉱物などの展示もあるので、恐竜が動くインターバルの間に見て回れます。
施設内にはプラネタリウムも
水の上に浮かぶ基地のよう
敷地内には、 博物館のほかにプラネタリウムもあります。
訪れた時はちょうど 星の解説とともに『ティラノサウルス 最強恐竜 進化の謎』が上映されていました。
ティラノサウルス 最強恐竜 進化の謎 | デジタル&デザインピクチャーズ
上映されたムービーによると、ティラノサウルスの祖先は元々中国にいて、全長3mほど。さほど大きい恐竜ではなかったようです。
アメリカ大陸に渡り、トリケラトプスと競合する内に大型化した、というストーリー。
3歳児も熱心に映像に見入っていました。
プラネタリウムで残念だったのは、車イスやバギーだと、スクリーンに一番近い前の席になること。
天球への映像との距離が近すぎて、かなり見にくいです。私は酔いそうでした。
ですが、さ~やはしっかり眺めていました。
視野いっぱいの映像は、刺激的なんでしょうか?
子どもたちは楽しめたようでした。
まとめ
実物大の恐竜を見に行った愛媛県の旅。
一見の価値ある恐竜を結局1時間近く眺めていました。
動く恐竜というアトラクション的楽しみ方をしましたが、博物館はこの他にも、科学技術や産業の展示など体験して学べる展示がたくさんあります。
リーズナブルな軽食や恐竜グッズの売店も充実しており、一日中楽しめるのが魅力的。
子供が周りに興味を持ち始める好奇心旺盛な時期に、博物館で体験を通して情操教育するのにオススメです!